博士と狂人 を観に行きました。
歴史はこの2人から始まったー。
期待度
★★★☆☆(3/5)
満足度
★☆☆☆☆(1/5)
また観たい
★★★☆☆(3/5)
感想
ショーン・ペン見たさに観に行ってきました。
世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」を作るノンフィクション作品ですが、一言で言うと難しかった…!
貧しい家に生まれ学位を持たない異端の言語学者マレー博士(メル・ギブソン)と、南北戦争のトラウマで精神を患い殺人を犯してしまったアメリカ人の元軍医マイナー(ショーン・ペン)の間にはOED編纂で交流を重ねるごとに友情が芽生えます。古くは文通や今ならネットで出会った知らない人とのやりとりにも似てるなあと。語彙を通してその単語に共感し刺激し合い共通のイメージを創造していく。誰しも一度はそんな経験があるかもしれません。
でも言葉の引用元にまつわる背景を熟知してたら3倍ぐらい楽しめたろうなあと。「舟を編む」も観てないけどこんなかんじでしょうか?
19世紀のイギリスの時代背景や、シェイクスピア、ミルトンの失楽園、聖書などから引用された膨大な言葉のやりとりは見る側としてもかなりの知識を要します。己の無学を実感しました…
印象的なシーン
・ひげがすごい
・言葉は生きている、だからずっと変化している(納得)
・劇中ずっと音楽が流れててミュージカルみたいでした
備考・グッズなど
キノシネマにて。