定常光ライトがほしかったのでMOMANの96LEDビデオライトを買いました。
動画撮影の補助光用に
レシピ動画やガジェットシンセのプレイ動画を撮るときに一部始終を撮影していると自然光の明るさが変わってしまうので、一定の明るさを保てる定常光ライトを探していたのですが、機能やお値段も様々でめちゃくちゃ迷う…
そこで、私がライト選びで重視したポイントをまとめてみました。
・晴れ/曇り/夜間などそれぞれで明るさを調整したい
・撮るものによって暖かめ~冷ために印象を変えたい
・ポケットに入るぐらい小さくて軽いのがいい
・外出先でもモバイルバッテリーで充電したい
・三脚に取り付けるシューマウントがついている
・1台目なので5,000~10,000円以内でおさまるとベター◎
条件を満たしたのがこれ
このほかにコールドシューマウントとType-Cの充電ケーブル、説明書が入ってました。
本体はアルミ合金でごつくて、殴られると痛そう。
また、艶消しマットなのでベタベタの手で触ると油がつきます。ひっかき傷もつきやすそうですが、恐れずガシガシ使いましょう。
明るさを変えられる
裏面には稼働時間、バッテリー残量、明るさ、色温度を表示するバックパネル(OLED)がついています。明るさ・色温度を変えると稼働時間も変わるので残り時間がわかりやすいです。
明るさ(輝度)は5%~100%まで変えられます。
100%まで輝度を上げるとかなり強烈なので、誤って至近距離で直視して何度も目が潰れそうになりました。輝度調整の際は気をつけましょう。
側面の調整ダイヤルをまっすぐに押すと明るさと色温度の切り替えができます。上(+)下(-)にぐりぐり回すとレベルの調整ができます。
そしてこの調整ダイヤルですが、固定ノブのようになっていて完全に回るタイプではありません。(最初よくわからなかった…)
色温度を変えられる
色温度は3000K~6500K(ケルビン)まで変えられます。
- ライトなし
- 暖かい蛍光色
- 冷たい昼光色
色温度 | ケルビン | 色味 | 光の種類 |
---|---|---|---|
電球色 | 約3000K | 暖色系(黄色/オレンジ色) | 朝日、夕日、白熱電球、ろうそく |
温白色 | 約3500K | ||
白色 | 約4200K | 白系 | |
昼白色 | 約5000K | 太陽光 | |
昼光色 | 約6500K | 寒色系 (青色) |
色温度の種類はケルビンが低いほど暖色系の色を発し、高いほど寒色系の色を発します。
自然光などの朝日や夕日の色温度は、およそ2000K、太陽光は5000~6000K程度、人工照明では、ろうそくが約2000K、白熱電球や電球色の蛍光ランプが約2800K、昼白色の蛍光ランプが約5000K、昼光色の蛍光ランプが約6500Kです。
-株式会社ルクス「色温度とは何ですか?」より
なので、特殊な照明効果を狙うときは極端に暖色や寒色へ振ってもいいかと思いますが、普段のテーブルフォトや物撮りは自然光に近いもので調整したほうがよさそうです。
チャッキーフィギュアはきつめの色温度のほうが狂気じみててよいですね。
小型軽量で持ち運びしやすい
表記によると「サイズ:115mm*71mm*10mm/重量:147g」なのでiPhone8より少し大きいぐらい。そして軽いです。
※iPhone8は138.4mm*67.3mm*7.3mm/重量:148g
他メーカーのものも色々見ましたが、小さくて軽いのは他にもけっこうありますね…
でもよくばりなので輝度と色温度の幅広さを優先してこちらに落ち着きました。
ポッケに入るしかさばらないし2台目もほしい!
USBでどこでも充電できる
内蔵バッテリーを取り替えるタイプのライトもありますが、アレはだいぶかさばるので…
これはUSBで充電できるところがいいです。セットでType-Cケーブルもついてました。
給電しながらの使用もできるので、いざという時はモバイルバッテリーやコンセントにつないだまま使用できます。
バッテリー容量は2800mAhなのでAnkerの真ん中クラスのモバイルバッテリーなら物理的には2回転ぐらいいけるんじゃないでしょうか。
ちなみにフル充電には3時間かかるようです。
三脚に取りつけられる
カメラの底面にあるネジ穴と同じ標準式な1/4″ネジ穴が下と横にあるので、三脚やジンバルにも取り付けられます。シューマウントもセットでついてたので親切です。
※三脚用のネジには一般的な1/4インチサイズ(小ネジ・細ネジ・1/4-20UNC・国際規格)と大型の3/8インチサイズ(大ネジ・太ネジ・3/8-16UNC・ドイツネジ)があります。現在市販されている一般的なカメラの三脚ネジは1/4インチです。
-エツミ「三脚ネジの規格について」より
ゴリラポッドにもそのまま取り付けられました。
ただ、被写体に直接当てると光量が強すぎて仕上がり写真が白飛びするので、ある程度の高さに取りつけて2灯以上で天井バウンスさせる使い方が現実的かと思います。
お値段はそこそこで
機能も見た目も申し分なく、お値段も当初の希望どおり5千円ぐらいでおさまりました。
動画撮影の定常光ライトを探してる方、複数台持ちしたい方にはオススメです。
といいつつ次はRGBライトがほしい…
